「食育」とは
食育の3つの目的
バランスのとれた健康的な食生活を実践する能力
しつけやマナーの習得
食料・地球環境への問題意識を持つ
「食」という字をよく見て下さい。「人」を「良」くすると書いて、「食」になりますね。食べ物は、人を良くするものだということが、この字からもよくわかります。
私たちは食べ物から命をもらっています。赤ちゃんから子ども、大人へと成長していくとき、からだのもとになる材料や生命のエネルギーは、すべて食べ物からいただいているのです。
赤ちゃんは、この世に生まれ出て初めて出会うものを、まず口に入れますね。人は「生きるために食べる」ということを本能的に知っているのかもしれません。
お母さんのおっぱいの位置を教えなくても、赤ちゃんはみごとに乳首の位置を探り当て、口に含んでいるではありませんか。
つまり、「食」は生きる基本なのです。そして、どんなからだをつくり、そのからだでどんな活動をしていくかは、すべて食べ物が基本になっているのです。
そう考えると、どんな食べ物を、どんなふうに食べるかということは、けっしておろそかにすることができない大切な「生きる力」だといえるでしょう。
「だれにもわかる食育テーマ50」抜粋
「だれにもわかる食育テーマ50」抜粋
体と心の成長
こどもの成育は、食事によって左右されます!